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【リスボン】車椅子の男性が立ち往生〜あなたならどうする?

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こんにちは!

私は食文化にとても興味があります。同時に、それと同じくらい人間観察が大好きです。

 

もし引っ込み思案な性格じゃなかったら、そこら中の人に「今日は何するの」「仕事は何?」「どんなことが好き?」などと、質問攻めにしてしまうと思います。それほど、みなさんがどんな価値観で、どんな人生を送っていて、どんなことを考えているのかに興味津々です、

 

だから街を歩いていても、行き交う人たちがこれからどこへ向かうのか、どんな気持ちなのかを想像したりします。

 

 

バスが来ない! 

 

今のところ、夫と二人で行動することがほとんどですが、一度だけひとりで街に出ることがありました。

 

いつものバス停でバスを待っていると、いつになっても来ない。時間通りに来ないことはよくありますが、10分以上遅れることはこれまでありませんでした。

 

やっと来たと思ったら、私の乗りたい路線じゃないし・・・。

 

しかし、このバス、人の乗り降りが終わったというのにいっこうに出発しようとしません。

 

すると、一人の男性が降りてきて、後ろの出口にスロープを準備しました。そして、車内の奥のほうにいた車椅子の男性を降ろしました。

 

 

段差とゴミ箱で立ち往生

 

バスは立ち去り、男性は車道に背を向けたまま、囲いで覆われたバス停の中に取り残されました。

 

通路は車椅子が通れるか通れないかくらい幅が狭く、私は「大丈夫かな・・・」と気が気ではありませんでした。

 

男性は器用に車椅子の方向を変え、狭いところを通り歩道へ行こうとしましたが高い段差があり断念。反対の方へいくと、備え付けのゴミ箱があり歩道へ通り抜けられません。

 

男性はしばしゴミ箱の前で立ち往生していました。

 

 

こんなとき、どうする?

 

いたたまれない気持ちになりながら、周りにいる人はどうするのかな・・・誰か助けてあげて・・・と様子をうかがっていました。

 

周りにはたくさん人がいたのに、誰も何事もないように振る舞っています。

 

こんなとき、アメリカだったら、すぐに助けてくれる人がいるのに・・・。何もしない自分が嫌になり、思い切って男性のところへ行き、英語で「How can I help you?」と声をかけました。

 

男性は「xxxxxxxxxxxx」と手を横に振りながらポルトガル語で何か言いました。

 

私にはそのジェスチャーとやわらかい表情から「心配しなくても俺は大丈夫さ」と聞こえました。

 

 

特別扱いしない心遣い・・・なのかな

 

私の心配をよそに、事態はあっけなく解決します。

 

車道に連なっていた車がいなくなくと、男性は車椅子を後ろに動かし、勢いよく車道に飛び出し、すばやく少し先の段差の低いところまで行きました。

 

するとさっきまで何事もないように携帯で話していた若い男性が、すぐに通話を中断し、さっと車椅子が歩道に上がるのを手伝ってあげたのです。

 

まるで誰もがこうなることを知っていたかのような・・・あっという間でした。

 

きっと、車椅子の男性はできるかぎり自分でして、最低限のことだけを助けてもらうようにしているのかな、そんな彼の気持ちを街の人も知っているのかなと思いました。

 

もし、私が彼の立場なら、「可哀想」と特別扱いされるのではなく、なるべく普通にしていてほしいから・・・。

 

ポルトガル人は、アメリカ人にくらべ、口数も少ないし、無表情のように見えるけど、さりげない心遣いをしているんだなと感じる出来事でした。

 

そういう点で、ポルトガル人は日本人に近い気がします・・・。

 

もちろん、わかりやすく親切なアメリカ人も好きですよ!

 

 

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